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第1話 鈴鹿明神社

2002年03月06日 00:00

第1話 鈴鹿明神社

鈴鹿明神社(すずかみょうじんしゃ)

座間の鎮守(ちんじゅ)として古くから親しまれてきた神社ですから、初詣などに行ったことのある人も多いでしょう。この神社がどのようにしてできたかについて、古い伝説に興味深い記述があります。

鈴鹿明神社の縁起

欽明天皇(きんめいてんのう)の御代(古墳時代から飛鳥時代に変わる少し前、およそ540~570年頃)、伊勢(三重県)の鈴鹿神社のお祭りでみこしが船に乗せられた時、暴風雨のため船ははるか東に流されてこの地に着きました。

梨の木坂(なしのきざか)に住む龍神(座間にもともといた神)はみこしの中の宝物を欲しがり、七日七晩暴れました。これに対して流れついた鈴鹿の神は宝物を与えてしずめ、ここに落ち着くことにしました。

そのころ勝坂(かつさか:相模原市にある)に「あるか」という蛇の神がいました。あるかは鈴鹿の宝物をねらって戦いをいどんできましたが、これに地元の神も加わり、3つの神とも大蛇となってみつどもえの激しい戦いがくりひろげられました。結局あるかの神は負けて南へ逃れ、海老名の鎮守になりました。


神々の戦いとは

ここに出てくる神々はすべて当時の人々のことではないでしょうか。そう考えるとわかりやすくなります。「鈴鹿の神」を信じる人々が、なんらかの理由で伊勢の方からこの座間にやって来ました。おそらく暴風雨で流されたのではなく、伊勢にいられなくなる大きな問題があったと思われます。

しかし座間にもともといた人々にとっては見知らぬ集団が突然やってきたことは侵略ともうけとれます。そのために座間の人々は梨の木坂の神(現在の諏訪神社)のもとに集結し、鈴鹿の人々と戦いました。あるいは座間古説にあるように、鈴鹿の人々の持ち物が欲しくて戦ったのかもしれません。鈴鹿の人々は座間の人々に宝物を差し出すことで仲直りしたのでしょう。いわば和平協定です。ところが今度は北から「有鹿の神」を信じる人々が攻めてきたとき、今度は鈴鹿・座間連合軍がこれを打ち破り、有鹿軍を海老名へと追い払ったのではないでしょうか。
なんだか映画を作れそうな話ですね。海老名市に有鹿神社があり、また座間の少し北、相模原市の勝坂に有鹿谷という所があります。有鹿神社では年に一度、「有鹿様の水もらい」といってはるばる勝坂まで水をくみに行きます。そのとき座間を通過するのですがなぜか座間ではずっと昔からこれをじゃましたり厳しい条件を付けたりしてきました。これは水田に引く水の奪い合いが原因だと言われていますが、1500年前の戦争の勝敗が原因になっているのかもしれません。

梨の木坂の諏訪神社
昭和51年


鈴鹿の人々はなぜ座間へやって来たのか

これらの伝説では鈴鹿のみこしを乗せた船が暴風雨で座間に流れ着いたとされていますが、いくら暴風雨でも伊勢から相模まで船が流されるとは考えにくいものがあります。たとえ流されたとしても、それが事故なら伊勢に戻ってもいいはずです。しかしこの人々は自分の土地に戻らなかっただけでなく、わざわざ相模湾から相模川をさかのぼって座間に上陸したことになります。これははじめから伊勢に戻る気がなかったことの証拠です。当時の海岸線は現在よりかなり内陸にあったのですが、それでも厚木よりは南で、歴史時代に座間が海になったことはないのですから。また相模川は今よりずっと東、ユニーや座間高校のあたりを流れていたようで、鈴鹿の人々がユニーの駐車場あたりから上陸したとすれば、それはまさに現在の神社の境内なのです。

ところで欽明天皇は敏達、用明、崇峻、推古といった4人の天皇の父君で、聖徳太子のおじいさんにあたる方です。そのころ近畿地方では蘇我氏や物部氏、大伴氏などの有力な豪族がいろいろな理由からお互いに争っており、負けた方は殺されることもありました。このため豪族に関係のある多くの人々が自分の土地を捨て、地方へ脱出しました。ちなみに蘇我稲目(そがのいなめ)、馬子(うまこ)の父子が強大な権力を手に入れつつあった頃です。この話に直接は関係ありませんが、馬子の子と孫が大化の改新で有名な蝦夷(えみし)と入鹿(いるか)です。まめこぞうは座間古説にある伊勢から座間に来た人々も、こんな理由で脱出してきたのではないかと考えています。暴風雨に流されたというのも、敵に包囲された中、暴風雨にまぎれてその目をあざむき、脱出に成功したことをぼやかして伝えたのではないかと思うのです。神社のみこしを持って逃げてきた人々とは?・・日本古来の神を守ろうとしたのは物部氏であり、のちの戦いの勝者は蘇我氏、ではそれは誰だったのか、当時伊勢で何があったのか、わくわくしながら現在も調査を続けています。

まめこぞう

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