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第13話 道祖神

2003年01月06日 00:00

第13話 道祖神

道祖神

村の中心地や村と村の境、別れ道の角、坂道の上下などに建てて、村に悪霊(あくりょう)や伝染病が入らないように守る神としてまつられてきました。
道祖神はいろいろな信仰が合体していて何の神とは一口で言えず、縁結びや子孫繁栄、交通安全までなんでもOKの神様になっています。そんなわけでけっこう多くの道祖神が町のあちこちに建てられているのですが今まで気づかなかったでしょう?まめこぞうがいろいろな石仏を調べていると、たまたま通りかかった人がたいがい「道祖神を調べているんですか?」と話しかけてきます。一般の人には石仏=道祖神と思えるくらい多く分布しているということでしょうね。

道祖神の石仏

道祖神は何でもOKな神様だけあって、姿もさまざまです。
ただ「道祖神」と文字だけを彫ったもの、二人の神様が並んでいるもの(双体道祖神:そうたいどうそじん)などの他に、五輪塔(ごりんとう)や小さな宝篋印塔(ほうきょういんとう)のばらばらになったもの(専門家はこれをごろ石と呼びます)も道祖神と呼ばれています。


また、他の神様や仏様を彫った石塔は明治時代ぐらいまでは造られていましたが現代まで造られ続けているのは道祖神ぐらいのものでしょう。

ちなみに五輪塔や宝篋印塔のほとんどは年号などが読めないので定かではありませんが、江戸時代より前に、死者を供養するために造られた物のようです。宝篋印塔は飾りの彫りが特徴的です。五輪塔は梵字(ぼんじ)で「キャ、カ、ラ、バ、ア」と彫ってあるのが一般的です。ごろ石にもよーく見ると梵字がかすかに残っている場合が多いです。

谷戸山ごろ石:谷戸山公園の入り口近くにある道祖神群です。右上の黒くて丸い石は五輪塔の一部で、昨年のどんど焼きで火の中にくべられました。その下は宝篋印塔の台座です。左から2番目の物が首から折れていますが双体道祖神です。

諏訪ごろ石:西中学校と諏訪神社の間にある文字道祖神とごろ石です。

上栗原:上栗原にある文字道祖神とごろ石です。

どんど焼き

道祖神は悪霊などが村に入ることをさえぎることからサエノカミ(サイノカミ)とも呼ばれ、毎年1月14日にはサイトバライという行事が行われます。(座間の方言ではセートバレエと言います)道祖神が建っている場所を「サイト」または「サイトバ」といい、ここを祓う(はらう:神社のおはらいと同じ意味)からサイトバライです。
サイトバライといってもわからないでしょうが、「どんど焼き」といえばたいがいの人が知っていますね。道祖神の前に集められた正月の飾りものやお札(ふだ)を燃やし、木の枝につけた団子(だんご)を焼いて食べたりするもの
です。そうとは知らずにこれに参加していた人も多いでしょう?

サイトバライのときは道祖神本体も火の中にくべられます。ただ、大きな石塔は動かせないので代わりにごろ石をつかう場合がほとんどのようです。黒く焦げた石仏や丸い石があれば、それはサイトバライで焼かれた道祖神です。

道祖神と一つ目小僧

毎年1月14日にどんど焼きと称して道祖神を焼くのには理由があるのです。12月8日に一つ目小僧がやってきてこっそり家の中をチェックします。だらしない点があるとメモをし、厄病神(やくびょうがみ)に報告してあとで来てもらうためです。あることないこと報告されるとそのうちには疫病神が住み着くのですから、たまったものではありません。

それは困るといううちでは、まず防衛手段として家の外に竹であんだ大きな篭(かご)をぶらさげます。一つ目小僧はチェックしようと家の前まで来たところでその篭に目がたくさんあるのを見て驚き、逃げ出すのだそうです。ちなみに篭の目を「かごめ」といいます。

それでも逃げない職務に忠実な根性のある一つ目小僧は、メモをとったあとそれをなぜかいったん道祖神にあずけ、2月の初めに取りに来るのだそうです。この2ヶ月間何をしているのでしょう?
それが最後のチャンスです。防衛しきれなかったからにはしかたない。人々は攻撃に出ます。道祖神がメモを持っているのなら、それを焼いてしまうことにより、メモはなくなってしまったということにしてしまおうというのがサイ
トバライです。

今どき12月8日に家の前にかごをぶら下げている風景はめったに見られません。しかしサイトバライだけは多くの場所で行われています。自治会で行う所、子供会で行う所、さまざまですが1月14日はそこかしこで煙が上がっていますね。

おまけ「かごめ」

呪術者(じゅじゅつしゃ)が悪霊の存在を感じた時「臨、兵、闘、者、皆、陣、裂、在、前」(りんぴょうとうしゃかいじんれつざいぜん)と呪文を唱えながら手刀を縦横に切ります。テレビでも半年に1回は主婦に憑いた(ついた)悪霊を追いはらうとかいうスペシャル番組がありますでしょう?あれに必ず出てきますね。これを「九字(くじ)を切る」といいますが、そうすることによって空中にたくさんの目を作り、悪霊をおどかして退散させるというのはこの一つ目小僧のかごめに似ています。目にはそんな霊力があると考えられてきました。
それにしても悪霊ってけっこう気が小さいんですかね。道ばたにいる怖いお兄さん方のほうがよっぽど強いですね。ガンをつける(にらむ)とかかってきますから。

それよりかごめといえばあの歌、「かーごめかーごめ、かーごのなーかのとーりーは・・」あまりに謎深い歌詞ゆえに暗号ではないかと言われていますが何なのでしょう?この話と関係あるのかな?

高橋留美子さんが描く「犬夜叉」(いぬやしゃ)のヒロイン「かごめ」は女子高生でありながら霊を祓う力を持っています。高橋さん、さすがです。

さいごに・・ごろ石のことを座間のみなさんはなんと呼んでいられますか?メールでお知らせ下さい。

まめこぞう

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