寝るのが趣味ふとん屋の二代目のプログ |
こだわり
こんにちは 座間市さがみ野駅北口 快眠具まるとみです。
羽毛ふとんの中羽毛の量は、冬掛けですと1.2㎏以上、
夏掛けですと300g以上となりますが、 側生地の重さは1㎏以上あります。
60サテン側生地 1.09㎏
80サテン 〃 1.05㎏
この側生地を軽量化すると、同じ羽毛ふとんでも更に軽くできるのですが、
綿素材で軽いものはエジプト綿などの高級素材になり、価格が跳ね上がります。
ポリエステルの合繊素材は軽いけど、通気性や風合いに難ありです。
以前から軽い羽毛ふとんを作りたいと思い試行錯誤してきましたが、
昨年に良い素材が見つかりました。
綿と合繊を交織した80/50Dと呼ばれる素材で、
綿65%ポリエステル35%という品質になる新素材です。
この側生地を計量したところ800gでした。
画像は400gのダウン+800gの側生地を使用した
ダウンケット(肌掛け)を計量したものです。
羽毛の掛けは薄くなるほど、側生地の重さを感じてしまいます。
たった200gでも、体感としてはかなり軽く感じると思います。
夏のふとんは軽いほうがいい…と思いませんか?
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こだわり
こんにちは 座間市さがみ野駅北口 快眠具まるとみです。
パシーマの中わたには脱脂綿が使用されていますが、綿100%ではありません。
【綿85%ポリプロピレン15%】と表示されています。
なぜ綿100%ではないのか?
それは、綿100%の脱脂綿は水洗いすると硬くなってしまうからです。
綿の繊維には適度な油脂があり、この油脂があることで、ふっくらした感触になります。
何度か水洗いすると、その油脂が落ちてバサバサになり硬くなってしまいます。
脱脂綿は、そんな油脂が抜けた綿なので水洗いすることでさらに硬くなってしまいます。
パシーマの中わたが綿100%だとしたら、数回の選択で固まって、ふっくら感はなくなると思います。
ポリプロピレンを混合することで、脱脂綿の機能がより生かされている…それがパシーマです。
類似品も多いですが、パシーマの使い心地はパシーマだけの素材や技術で作られています。
『洗うたびに気持ちいいパシーマ』その理由は中わたにもあります。
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こだわり
こんにちは 座間市さがみ野駅北口、快眠具まるとみです。
「羽毛ふとんが暑い」と感じている方はいませんか?
羽毛ふとん用の側生地は、他の寝具の側生地よりも気密性が高くなっています。
中の羽毛が外に出ないようにするためですが、同時に通気性も悪くなっています。
羽毛ふとんが暑く感じるのは、身体から出る汗や湿気が通りにくいので、蒸れてしまうからなんですね。
羽毛ふとんと体の間に、汗を吸ってくれるタオルケットや綿毛布を使うと、蒸れ感も緩和されます。
パシーマキルトケットは、タオルや綿毛布に比べると、軽くて吸水性も高いので、より快適に眠れます。
また、通常の毛布よりも40㎝長いので、襟元で折り返して使えます。
折り返すことで、カバーやふとんの襟元の汚れも防ぐことができます。
布団カバーの洗濯は、取り外しや掛け直したりが手間ですが、パシーマなら洗うのも簡単♪
タオルや毛布に比べると、ホコリが少ないのも衛生的です。
気持ちよく眠るために、羽毛ふとん+パシーマキルトケットがお薦めです。
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こだわり
こんにちは 座間市さがみ野駅北口、快眠具まるとみです。
羽毛ふとんの中身の量について勘違いされている方が多いようです。
同じ価格で羽毛量が1.3㎏の羽毛ふとんと1.4㎏の二種類があるとしたら、
どちらを選びますか?
どちらも十分な厚みがあるとすれば、1.3㎏の羽毛が良質といえます。
羽毛ふとんの中身の量は、ダウンの粒の大きさと比率(%)で変わってきます。
画像のポーランド産ハンドセレクトは表示比率が95%になりますが、
このダウンですと1.1㎏~1.2㎏で冬掛けとしては十分な厚みとなります。
良質なダウンを使用した羽毛ふとんは、より軽くて暖かいことと、耐久性にも優れています。
リフォームを前提に、良質なダウンを選ぶことは、経済的にも賢い選択だと思います。
ただし、ホームセンターや量販店で販売されている、
ポリエステルの側生地の羽毛ふとんは例外です。
ポリエステルは綿生地よりも膨らみが出やすいために
1㎏~1.2㎏の商品が格安で出回っています。
これはコストダウンのために羽毛の量を減らしているだけです。
当店ではメーカー仕入れではなく、近場の小さな工場で一枚ずつ作っています。
中身のサンプルもあるので、確認しなから選んでいただけます。
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こだわり
こんにちは 座間市さがみ野駅北口、快眠具まるとみです。
羽毛ふとんの価格と品質は、中身が見えないものだけに判断が難しいですね。
日本羽毛製品協同組合のHPのトップでは産地偽装についての記事となっていますが、
産地偽装に関しては今に始まったことではなく、
以前から業界内では既成事実として行われていたことです。
ハンガリーやポーランドの生産高の数倍の量の羽毛が、
国内では公然と販売されているのが現状です。
日羽協では、画像のようなラベルも発行して品質により色分けしていますが、
これも工場や販売側の自己責任なので、中身の品質を保証できるものではありません。
残念ながら産地やラベルは
販売者が販売促進のために利用していることが多いと思われます。
当店では、羽毛製品に関しては問屋・メーカーからの仕入れから、
県内の近場の工場との直接取引に変えました。
大量生産ではなく、一枚づつ丁寧に仕上げてもらえることと、
直接取引なので高品質の羽毛を低価格で販売できるのがメリットです。
羽毛製品の織りネームには全て店名を入れています。
私は本当に品質の良い羽毛なら、中国産でもいいかなと…
偽物の産地ブランド羽毛は販売したくありません。
産地ブランドにこだわることなく、確かな品質の商品をお勧めしたいですね。
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店長