0462.net

あなたの知らない座間がある。 0462.netは座間市内367店舗のお店が
参加するポータルサイトです。

ざまーけっとの画像検索を活用しよう!

ざま災害ボランティアネットワーク

わが身と家族の命を守ろう

研修・講座情報 ( 座間市市民防災啓発研修 )

座間市防災啓発研修のお手伝いをさせて頂きます

2009年07月31日 08:38

もくもく立ち上る煙の中の避難体験です。

  座間市安全対策課が座間市自連協と連携して行う「2009年度防災啓発研修会」「災害を考えるワークショップ」「ZSVN ざま災害ボランティアネットワーク」が協力することになりました。

 この企画は、「座間市地域防災計画」が定めているる市民への防災知識の普及を目的とした研修会です。受講対象者は、市内各コミセンの地域に属する自治会・自主防災会の会員の方々です。
計画では
 9月 5日(土曜日)  相武台コミセン(相武台地区連合自治会)
10月24日(土曜日) 立野台コミセン(立野台及び緑ヶ丘地区連合自治会)
12月 5日(土曜日)  相模が丘コミセン(相模が丘及び小松原地区連合自治会)
 1月16日(土曜日)  東原コミセン(東原地区連合自治会)
 2月 6日(土曜日)  ひばりが丘コミセン(ひばりが丘連合自治会)
 3月 6日(土曜日)  栗原コミセン(栗原地区連合自治会)
で半年間で6回が計画されています。
なお、新田宿・四谷、座間、入谷地区連合自治会は、本年8月29日に行われる「座間市総合防災訓練」の対象地区でありますのでこの訓練に参加していただくことで「研修」を受講したこととなります。

 研修は、近い将来座間市にも大きな被害をもたらすとされている「首都圏直下型地震」である「南関東地震」を想定したワークショップを行います。
 自治会・自主防災会の役員の方々は、地域の防災リーダーとして、災害が起こったときには地域をまとめ会員をはじめ地域住民の方々の安否の確認、安全の確保と避難・誘導、救出・救護作業の指揮をしなければなりません。
 その時のために備え取るべき行動を、参加者の皆さんで考え、地域へ戻り行動に移していただくことになります。

 すでに、地震調査研究推進本部 地震調査委員会が公告している向う30年間における地震発生確率(2007年度発表)によると
東海地震 (M8.0)は87%、
南関東地震 (M6.7~7.2)は70%、
茨城沖地震 (M6.8)は90%、
神縄・国府津・松田断層地震 (M7.5)最大16%、
三浦半島断層群地震 (M6.7)最大11%
等の数値が発表されております。
 ちなみに、14年前の1995年1月に起きた阪神淡路大震災の原因となった、兵庫県南部地震の直前の30年間の発生確率は、M7.3 の地震が(0.02%~8%)でした。この数値と比較しても神奈川県一帯を襲う大規模地震の危険度は決して低いとはいえない状況です。
 
 ご存知の通り、相模川下流域以西 隣接している海老名市以西は「東海地震強化指定地域」となっており、指定を受けている各市は地震災害に備える活動が進んでいます。
海老名市と川ひとつで区切られた座間市は陸続きであることには変わりありません。
海老名市が揺れれば当然座間市も揺れるわけですが、座間市民の防災・減災の意識は高いとは言えません。
 これを機会に、地域の防災・減災対策を考え、それぞれの地域で、一人ひとりが防災・減災を考え、行動に移して欲しいと願っています。

 地震はどのようなことをしても防ぐことはできません。しかし、備えあれば被害を防ぐことはできます。被害を防ぐ手立ては、地域の人々がつながり、つなぎあって近隣の人同士が「顔の見える関係」を築き上げることだと思います。高齢化の進む中でさまざまな被害が予想されます。

 このワークショップを通じてみんなで「防災・減災」のことを「わがこと」と考え行動を始めましょう。
そして、なによりも大切なことは、防災・減災のための行動に移すことです。
災害のときは、座間市の行政機関もも被災者になります。職員の方々も当然被災者となるわけです。市民はこのことを忘れてはなりません。お上依存症では助かることはできません。「自助・共助」こそが助かる確率を高くすると考えてぜひ、積極的な参加をお願いします。

コメントを書く

ニックネーム:

認証: *画像に表示されている文字を入力してください。(半角英数すべて小文字でも可能)

研修・講座情報 ( コミニティーカレッジ ボランティア・コーディネーター )

かながわコミニティーカレッジ災害救援ボランティアコーディネーター養成講座が無事に終わりました

2008年12月11日 21:24

災害用非常食調理例

  ざま災害ボランティアネットワークが発足したのを機会に、神奈川県のNPO協働推進課から「災害救援ボランティア・コーディネーター養成講座」を開催しないかとのお誘いがありました。
会としても、良いチャンスであるとの判断で開催を引き受けることになりました。
 しかし、開催日時が、11月から12月にかけてということ、座間市という県内でも比較的マイナーな市での開催ということもあって募集活動には最後まで苦戦しました。
座間市での開催ということで、ざま災害ボランティアネットワークのメンバーの受講も働きかけましたが、この時期は、メンバーも、所属する団体のイベントが最盛期を迎えていたこともあって残念なことですが2名の受講にとどまってしまいました。
それでも、県内の各地から参加していただきました。今までは、横浜会場がメインの講座だった関係上、参加者も30名を越えることもあり、講座の内容は変わらないまでも実習時に人数が多いために不十分な部分もありましたが、今回は、16名というコンパクトな人員のこともあって受講者の方々には満足していただけたものと思っております。

 この講座は、神奈川県が主催する企画で、神奈川県で近い将来発災することが予想されている災害、特に地震災害のときに、県内各地域の被災者の方を救援するための仕組みを作り出し、その仕組みを維持するための活動を行う人材を育成するための講座です。
神奈川県には、横浜市、川崎市などの政令都市を除いて14の市町村に災害ボランティアネットワークが作られて活動をしています。そのメンバーの多くは、この講座の修了生が中心となって活動しています。

<11月29日>
 講座のはじめは、この組織を主宰する、吉村恭二代表による「災害ボランティアコーディネーターとしての心構え」をテーマとした講義でした。ついで、災害時要支援者の問題についての講義がありました。
いずれも、先生がこの活動に取り組むきっかけとなった、13年前の阪神淡路大震災で得た経験をもとにしたボランティア活動からの学びをベースとされた内容の濃い講義でした。

午後からは、座間市安全対策課の職員のY氏による「座間市地域防災計画の概要」とその延長上にある「東海地震」における防災対策などについて行政としての取り組みについて話がありました。
ついで、ざま災害ボランティアネットワークの活動についての報告と今後の計画について副代表のH氏の話がありました。

<12月6日>
 会場を、県立谷戸山公園にあります研修室に移して、海老名災害ボランティアネットワークのM氏、H氏による「災害非常食について」の実習を交えた調理実習が行われました。
2班に分かれて行われましたが、普段家庭ではほとんど調理などを手伝うことが無い男性陣も熱心に取り組んでいました。災害時には熱源や水の確保も厳しいことが予想されます。そのようなときに、家庭内にストックされている食品や調味料などを活用して変化のある食事を作ることが出来ることを体験しました。
熱を使わないで備蓄用の乾パンをサラダの中にうまく取り組んで抵抗無く食べることが出来る「イタリアン風乾パンサラダ」や、乾パン粥乾パンミルクスープ、焼き海苔+せんべい+麩+味噌を合わせた味噌汁、スナック菓子にちょっとした工夫をするとおいしいポテトサラダが出来ることなどを学びました。

 人間はどんなときでも「食べ物」「水」「トイレ」が必要となります。
被災地で毎日々変化の乏しい食事はそれ自体がストレスとなることが実証されています。そのようなときに、ここで学んだ食事を変化球的に活用することによって避難所生活に潤いが生まれ、災害を乗り切る力になると思いました。作った食事をテーブルに並べて全員でおいしくいただきました。

 午後からは、専門ボランティアの代表の方から、講義がありました。
最初は、ペット特に、災害のときの「犬」の取り扱いの話でした。
最近は、多くの方が、犬をペットとして飼育しています。このような状況の中で地震などの災害が起きたときに、この犬をめぐってさまざまな課題が見えてくることは過去の災害の中からも話題となっています。
自宅に住むことが困難となった被災者は、避難所に移り住むことになります。そのときに、犬を家族の一員だという判断で同居を希望する避難者が巻き起こすさまざまな出来事です。
確かにその人にとっては、家族かもしれませんがかわいいかわいいということだけで飼育され、基本的な訓練がなされていない犬を、仕切りの無い避難所に連れ込むことは物理的に無理だといわれております。
 この問題は、愛犬家団体の中でも大きなテーマとなっているようです。講師の方の話でも、ペットをめぐる多くのトラブルの原因の主因は、「飼い主の意識のあり方」にあるということでした。
確かに災害が起きたときには、犬を放置して人間だけが避難所に避難するということは、愛犬家としては見過ごすことは出来ないと思います。しかし、ペット飼育者に「同行避難」と「同居避難」の差異をきちんと理解してもらう必要があることを痛感しているようです。また、飼育に当たっての最低限のマナー(人、犬とも)も身に付けてほしいという話でした。
残念ながら、座間市にはこれらの課題について具体的な対策が採られているという形跡を見ることが出来ません。多くの自治体の今後の課題のひとつだと認識できました。 

ボラセン立ち上げ実習風景

  ついで、災害時の「心の問題」に対応することから、産業カウンセラー団体の方から話がありました。
過去の災害時にも多くの課題を残したことに災害時の「心の傷」の問題です。
多くの人の体験談を聞くと、発災後の恐怖心が遠のくとその後から強烈な「不安感」に襲われるということです。住む場所、仕事、家族、知人などを失ったことから押し寄せてくるさまざまな不安に襲われその中から新しい進路を模索する心の葛藤に打ち負かされてしまう人が多く出ていることは知られているところです。
そのような場面を救う手立てのひとつとして「カウンセリング」という手法によって心のケアを行う必要が求められています。
お話は、そのような場面で活動する団体の方からの過去の災害時における体験談でした。
日本では、まだまだ新しい分野の活動で、手法的にも確立されていない部分もあるようです。
しかし、被災者自身が人として再生することこそが、その人を取り巻く環境の復興の基本だと思います。
今後はこの種の活動が充実されて被災者のケアが円滑に行われるように連携を採って活動する必要性を理解することが出来ました。

 この日の最後は、当講座の柱の一つであります秦 好子講師の話でした。
秦さんは、前職から得た豊富な経験を生かして、女性の目から災害について真正面から取り組まれている数少ない活動家でもあります。
今回の テーマは災害ボランティア活用実践シュミレーションと題して、グループ討議形式で災害ボランティアとして被災地で避難所を運営する想定実習を中心に行われました。
災害時には、自治体の地域防災計画に基づいて「避難所」が開設されます。この開設や運営は、現実には行政の職員ではなく、地域の住民や災害救援ボランティアなどが担うことが一般的になっています。
某日、某時刻 地震が発生したという想定で、与えられた条件の下で避難所を開設するという場面を思い浮かべながら参加者が話し合って準備作業に取り組みました。
運営に携わる人員の確保、避難人員の予想、災害弱者に対する配慮、乳幼児を持った家族への配慮、更衣室など、さらには、避難所運営機能の配置などなど 避難所には考えなければならない問題が山ほどあることが見えてきました。受講者から講師の秦さんへ課題への正解はどのようなものですか?と質問がありました。先生は、言下に「正解はありません」と答えられていました。
講座の進行を手伝っていました私たちもそうだなー・・・正解は、その都度変化する場面を正確に捉えながら「出来る中で、避難者にとって良いと思われる対応をすることだということが理解できました。

<12月7日>
 この日は、私たちネットワークの活動のメインステージとなる、「災害救援ボランティアセンター」の開設と運営手順を学ぶための講義と実習が行われました。講師には、神奈川災害ボランティアネットワークのメンバーである、藤沢のM氏、相模原のO氏、綾瀬のU氏、海老名からH氏が参加してくださいました。
M氏は、神奈川災害ボランティアネットワークの「センター運営ハンドブック」編纂の中心メンバーとして活躍された方です。午前中の講義に引き続き、午後からは、会場をボランティアセンターに見立てて、それぞれの係りの役を担当しながらボランティアを受付、マッチング作業を経て、支援現場への送り出しを行い、作業を終えて帰ってきたボランティアからの報告を受けるまでの一連の作業の体験を行いました。
実際の現場では、予想もつかないほどの支援要請が出てきます。判断に迷う事例もたくさんあります。それらを周囲と調整を採りながら 支援希望に可能な限り答えながらも、支援活動にこられたボランティアさんの安全確保もしなければならないのです。コーディネーションの仕事というのは、奥深い問題をたくさん抱えているものであることがうっすらと理解できたものと思います。
災害は、起きないことが一番良いことです。しかし、われわれの経験は、被災地の活動の中で向上するという矛盾を抱えるものです。このあたりの気持ちを整理しながらかつ、モチベーションを維持して行くということは大変なことだと思います。

 災害ボランティアセンターの実習を終えた後に、ざま災害ボランティアネットワークのメンバーも受講生のグループの中に入って、講座の振り返りを行いました。参加者の方々から、災害ボランティア活動の抱える課題についてや、防災活動への想いや意見が出されました。その意見は、先輩として活動している私たちも常に抱えている問題でもあります。
私たちが取り組む最大のテーマである「顔が見える関係の構築」とは・・・・これを追い続けることが私たちの大きなテーマであるのではないかと思いを新たにしました。

 3日間の災害救援ボランティアコーディネーター講座を終えた受講生は、事務局より終了証を受け取り コミニティーカレッジメンバーとして仲間入りをしました。
災害は何時起きるかわかりません。私たち、災害ボランティアネットワークのメンバーは、常に非常時に対応し、活動できるように備えなければなりません、そのために、もっとも必要なことは、自分自身そして家族を災害から身を守ることが出来る体制を作り出し、維持して行くことだと思います。
参加した16名のメンバーの人全員 ご苦労様でした。

コメントを書く

ニックネーム:

認証: *画像に表示されている文字を入力してください。(半角英数すべて小文字でも可能)

研修・講座情報

やまと災害ボランティアネットワークのセミナーに参加してきました

2008年06月29日 06:21

 6月28日 座間市の隣、大和市(人口22万人)で、早くから活動をしている「やまと災害ボランティアネットワーク」が、主催する「災害オープンセミナー」へ、私たちの会の、メンバー4人でお邪魔して来ました。
会場には、大和のメンバーのほか、「あやせ災害ボランティアネットワーク」のメンバー方も、参加されていました。

われわれも、会を立ち上げたら、このような、セミナーを開きながら、地域に根付いた活動をしなければと思いました。
小さな会場でしたが、講師の方との距離も近く、心温まるセミナーでした。

第1部は、「震災後のボランティア活動」というテーマで、大和YMCAの地域支援センターの職員の、深沢義教さんの報告でした。

深沢さんが、活動された、新潟県中越沖地震(2007年(平成19年)7月16日10時13分23秒発災)の、救援活動に参加し、自分の日常の仕事からの視線で見た、災害時の考えるべき課題についてお話しされました。

現地入りは、地震後の余震活動も収まって、復旧作業が始められるようになった、発災後約2週間を経過した、7月31日から3日間でした。
柏崎市の、社会福祉協議会(以下社協)が立ち上げた、ボランティアセンターで、活動をしたそうです。
2週間が経過した街中は発災後の、緊迫感も薄れて、復旧のための作業が始まり、土日には、各地からボランティアの方が駆けつけセンターには、500名から700名もの人が、訪れていたそうです。
しかし、支援を希望する人の多くは、赤紙(危険家屋)、黄紙(注意家屋)の判定を受けた方々がほとんどです。一方では、ボランティアは、これらの建物内での活動は、禁止されています。この被災地の現実をどのようにして解決するかが今後の課題の一つだと報告されました。
土日に比較して、平日は、救援ボランティアの数が、極端に減少してしまい、人手が足りない状況があり、このあたりの需給管理の難しさを体験したそうです。

私自身の、別の情報では、結局、黄紙の住居の後片付けは、プロの工事関係者の応援と言う形で、参加できるという条件が付けられて作業が進んだそうです。被災地での、二次災害・三次災害と言うことが認識されてから活動に条件がつくようになりましたが、これも。受け入れ機関としては止むを得ないことと思います。

深沢さんは、平時、介護支援の仕事をされている関係上、要支援者(老人・身障者・子ども)の実態がどうなっているかについてみるために、各所に設けられた避難所の巡回にも参加したようです。
避難所は、昼間は、比較的元気な(介護保険の世話にならない)お年寄りと、子どもたちだけが残される状態だったそうです。また、一部の避難所では、従来は、デイサービスで、通所サービスを受けられていたお年寄りが、私設の受け入れが出来なくなりやむなく、避難所で不自由な生活を送っている方もいたようです。
子どもたちは、両親が被災した家屋の後片付けや、働きに出てゆかざるを得ないために、一人で避難所で暮らすことになり、社協の職員や、ボランティアたちが臨時の保育所的な活動をして応援をしていたようです。

施設を回ったとき感じたことととして、特養施設では、短期入所者であった人が帰る場所が無くなり、そのまま収容されるケースや、緊急入所の要請が続き、定員をはるかに超える人を収容せざるを得なくなっていたそうです。
一方、施設で勤務しているヘルパーさんのなかには、自宅が被害を受けているのに、帰るに帰れずに、連続的な勤務が続いていたり、ヘルパーさん自身がが被災者となり、職員の数が確保できないためにケアが不十分な状態が続いたそうです。

ライフラインが途絶えたことによって、給食に問題があったようです。備蓄食品は、何らかの形で、加熱などが必要だったものが多く、ライフラインが停止したために使用できなくなったケースが見られ、やはり、常温でも食べることが出来る食料の備蓄が必要なことを痛感したようです。
災害の時には、やはり、要災害救援者の問題が大きいようです。
阪神淡路の地震は別として、それ以降に起きた地震は、地方で発災しています。都市に比べて日常からの近所付き合いが濃いところであることから、避難所も集落単位でまとまりやすく、食料をはじめとする助け合いの習慣が根付いていたために大過なく乗り越えられたと思われます。つまり、「顔が見える関係」が日常から確立されていました。

しかし、たとえば座間市やその周辺で災害が起きたときに、これらの地方の避難所のような生活が実現できるか・・・を考えると非常に不安を感じざるを得なくなりました。
初めて、避難所で顔を合わせた家族同士が、譲り合って、いたわりあって危機を乗り越えることが出来るのだろうか・・・
この問題は、私たちの、今後の課題の一つではないかと4人で話し合いこれからのテーマの一つにすることを確認しました。

第2部は「医療従事者から見た被災地の報告」というテーマで、大和災害ボランティアネットワークのメンバーでもあり、現在は群馬大学大学院で看護の研究に取り組んでいる、伊藤尚子さんの報告です。

伊藤さんは、2006年5月26日に発災したインドネシア大地震の際に、国際救援活動の一員としてジョグジャカルタへ入って活動された体験からの報告がありました。
被災地では、5千人を超す死者、7千人を超す負傷者・・・というような発表がなされていますが、これは、日本と異なり国民一人ひとりを把握する、国籍・住民登録制度を持たない国での発災時の、被害把握が出来ない代表的な例であることの話がありました。世界的に見ても、全国民を個人ベースで管理している国は、きわめて少ないことを改めて確認することが出来ました。
そんな国での救援活動は、外務省によってコントロールされているようです。派遣される医師や看護士、その他医療技術者の方々は時に、複雑な思いを感じるようです。出発に際して、「負けるな!」という言葉を掛けられるそうです。この意味は、さまざまな思いがこめられたもののようです。

しかし、現場を預かる派遣従事者の方々は、国情の基本データを頭に入れて、宗教上のタブーを知り、時には衣類にまで細心の注意を払って現場に入るそうです。そして、何よりも、被災者の救援を通じて、応援者である自分たちが撤収した後も、可能な限り同質の治療が受けられるように指導することが求められるようです。
また、最新の医療機器、設備を使っている日本の医療関係者は、現地では今までに経験をしたことのないような環境で治療に当たるわけですから、常に、現地での設備、環境にあった水準のなかで医療行為を行なう必要があることを忘れてはならないそうです。

派遣チームは、自分たちのために行くのではなく、相手国のリクエストに答えることが使命の第一であることと言う話がありました。先般の、中国四川地震で出動した、日本医療チームが、現地で独自の活動が出来なかったということに、さまざまな意見が出されていたことに対して、あくまでも、先方の要請にしたがって活動する・・・と言うことが大事であると言う話がありました。豊富な、活動体験を持っている方の、信念にも似た思いの言葉は、私たちの胸にしっかりと刻まれたように感じました。

セミナーが、終わって参加されていた聴覚障がい者の方から発言がありました。
聴覚障がいや言語、視覚障がい者は、災害のときにどうしたらよいのかわからない。もっと、私たちに手を差し伸べてくれるように働きかけて欲しい・・・という趣旨の発言でした。
これに対して、主催者から、趣旨はわかるが、助けてもらうということだけでなく、常日頃から関係を「つなぐ」と言う行動を起こして欲しい。つまりもっと積極的に「自らが声をあげて」欲しい。助けて欲しいといっても、何をどうやって欲しいのか、わからないことが多い。災害ボランティアと一緒に活動をすることによって、お互いに顔が見える関係が作れる。その中から、理解が深まり、ネットワークも広がることになるのではないかという発言がありました。
われわれの、会の活動のコンセプトが、誤りの無いことが確認できた思いがしました。
われわれも 「助ける人」だけのネットワークではなく、「助けられる人」との関係も強くしてゆかなければならないと感じて帰路につきました。

コメントを書く

ニックネーム:

認証: *画像に表示されている文字を入力してください。(半角英数すべて小文字でも可能)

メンバーリスト

つなぐ君

ブログ説明

私たちは、災害に備える活動をするボランティア団体です。地震は防げません。しかし、備えれば、被害を少なく出来ます。万一に備えて、平時からつながりましょう。

フォトギャラリー

おいしい非常食の試食

12 / 76

全て表示する

カレンダー

総記事数: 58

2010 年 09 月
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
2010年
1月2月3月4月
5月6月7月8月
9月10月11月12月
+ 2009年
+ 2008年

ページトップ

トップページ以下の構成(お店のページ以外)は予告なく変更されることがありますので、リンクはトップページ( http://www.0462.net )にお願いします。
このサイトに関するご意見・お問合せは  まで。

Copyright©Commerce and store confederation of 座間市商店会連合会. Japan, All rights reserved.