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防災・減災訓練報告 ( 災害救援ボランティアセンター )

災害救援ボランティアセンター立ち上げ訓練に参加してきました

2008年09月29日 06:44

ボランティアセンター開設準備中

 9月最後の日曜日は、昨日までの暑さがうそのような涼しい日となりました。
神奈川県災害ボランティアネットワークで一緒に活動させていただいております「相模原災害ボランティアネットワーク(SSV)」が主催する「災害救援ボランティアセンター」の立ち上げ運営訓練へ勉強のために参加させていただきました。
 参加者は、メンバー10名(男性7名、女性3名)でした。社会福祉協議会前に朝8時に集合しました。3台の車に分乗して会場へ向いました。約30分、会場となる相模原市市民会館近くの、駐車場へ着きました。
日ごろ慣れ親しんでいる座間市と異なり、大きな建物が続く街並みに圧倒されて会場へ向いました。ここで、先行して到着していたIさんと合流しました。
 会場には、今日の研修を企画進行する、SSVのOさんが荷物運びをされていました。挨拶もそこそこ運搬のお手伝いをして会場である会館の一室で準備に取り掛かりました。
SSVのメンバーは、代表以下19名、ZSVNが10名、総勢29名で研修が始まりました。
SSVのメンバーの中にも、新しくメンバーに加わった人も多く、座間のメンバーもほっとしておりました。
Oさんの挨拶で、本日の研修の目的、進め方等についてオリエンテーションが行なわれました。
その後、それぞれの役割分担を決めてゆきました。

 今日の研修の目的は、災害が起きて、自分の身の回りが何とか落ち着き、住んでいる地域も何と目処が立つた・・・おおむね、発災から3~5日頃に、社会福祉協議会、行政機関が被災者を救援・支援するために設立する「災害救援ボランティアセンター」を立ち上げる活動から始まり、その中での仕事を体験することにあります。
神奈川災害ボランティアネットワークでは、2008年春に従来からの「災害救援ボランティアコーディネーターハンドブック」を改定しました。この改訂版に準拠した形で、検証を行い、問題点を洗い出してゆくことにあります。

 今回は、予定よりも参加者が少なかったので、急遽、役割の分担を変更しました。実際に救援作業で駆けつけてくれるボランティア役はなしでセンター側の作業を検証することにしました。

一般に、ボランティアセンターの中での役割分担には
1、総務・渉外担当
2、広報担当
3、情報収集担当
4、被災者対応担当(助けてもらいたい人の相談窓口)←被災者側
5、ボランティア対応担当(助けるために駆けつけてくれたボランティアの受付窓口)←救援者側
  この中には
① 案内・誘導担当(ボランティアの誘導や案内をします。ベテランのスタッフが担当します。)
②  受付担当(駆けつけてくださったボランティアの応対)
③ 記入台案内担当(参加されるボランティアの登録票記入の案内)
④  受付受理担当(記入してくださったデーターの確認と活動証の発行)
⑤ 待機所担当
⑥ 活動の選択・召集担当(マッチング・求人と求職を成立させる)
⑦ 送り出し担当(派遣チームの編成と派遣先情報の提供)
⑧ 活動資機材受け払い担当(作業に必要な機材を払いだす)
⑨ ボランティア支援担当
   A ケア担当
   B フォロー担当
等の仕事があります。そして、これらの仕事が、連携して動けるようにしておかなければなりません。

派遣要請情報の整理作業

 現実の災害時には、行政組織や職員は、「災害対策組織」が編成され、それぞれの任務に従事することとなります。
その多くの防災計画を見ると、「ボランティアの受け入れ」と書かれてはいますが、職員の方々はそれがどのような作業なのかと言うことはほとんど理解していないのが現実です。
社会福祉協議会が「センターを設置・運営する・・・」という文言も見えますが、社協も特別にこのような問題に取り組んでいる形跡もありません。
となると、この種の支援活動は、誰がどのように行なってゆくのか・・・・行政はその答えを出せずにいると言うのが現状だと思います。まさに、触れたくない問題だと言われる所以です。
しかし、地域社会でリアルに日々の生活を送っている一市民は、「このことが切実な問題」だと思うのです。
「何々すべきである・・・」と言っていても解決できる問題ではなく、われわれのような活動をしている団体が、自分たちが出来る範囲で活動の実績を積み重ねて、その活動の中で、行政や社協さらには地域で活動しているさまざまな団体と繋がることで万一の安全と安心を確保できるのかなと思います。

 一旦災害が起こるとさまざまな人々が被災します。年齢も、性別も、職業も、居住区、住宅の種類、被害の程度・・これらが全て異なる条件で被災されるわけです。これを助けようと駆けつけてくださる「善意のボランティア」の方の条件も千差万別です。
この二つを、結び合わせ、助けてもらいたい人の気持ちと、助けてあげたいと言う気持ちを活かし役に立てる、役に立つ場を生み出すことが私たちの主たる活動です。

 今日はじめて、参加されたメンバーも、沢山のフォーマットの書類や、カード類などに戸惑いながらも「そうかー・・・こうなるのか・・・」「ここのところは、もっと このようにして情報を聞き出さなければ・・ならないのか・・・」ということが見えてきたと思います。

私たちが、いつも言っているのですが、この種のものは「いつでも大丈夫」という状態<有事即応>になっていなければ 役に立たないのです。

私たちが生活の本拠地としている座間市・・・・本当にこれで良いのだろうか・・・勉強をすればするほど心配になってきます。
でも これを 行政にしてくださいと言っても 実現は不可能だと思います。
このような隙間の仕事こそが市民活動の分野だと割り切るほかは無いと思います。
無いものねだりをしていても 災害が起きてしまったら「あの時・・・ああしておけば・・」という繰言を言うことになります。
私たちは 学んだことを整理して 座間市として必要な形を考えて行政、社会福祉協議会などに働きかけて 可能な限り備える必要があるのではないかと考えています。

 座間市だけではありませんが、この種の備えは「アナだらけ」です。この「アナ」を少しでも少なくしてゆくことを目指して活動してゆくことを決意した一日でした。
今度は、私たちが 座間市内で地域住民の方々を対象に研修や訓練を行い、活動を通して働きかけ、何かあったときにお手伝いいただける市民の方々を増やしてゆくことが大切だと思いました。
皆さん ご苦労様でした。

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私たちは、災害に備える活動をするボランティア団体です。地震は防げません。しかし、備えれば、被害を少なく出来ます。万一に備えて、平時からつながりましょう。

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