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ざま災害ボランティアネットワーク

わが身と家族の命を守ろう

ざま災害ボランティアネットワーク ( 自主防災会、地域のつながり、備える )

自主防災会って・・・・・・

2008年07月21日 16:08

 座間市には、118の自主防災会が設置されています。
そもそも自主防災会とは何なのか?という疑問があります。
座間市には「地域防災計画という計画が策定されています。その計画から、自主防災会に関する部分を抜粋しますと

第18節     自主防災組織の充実強化 (市民部)
 
 災害発生時の被害の軽減を図るためには、迅速、的確な対応が必要である。そのためには、平素から市民が「自分たちの地域は自分たちで守る」という地域の連帯意識をもち、自発的な防災活動を行うことが極めて重要となる。市は、自主防災組織の重要性についての認識を広め、組織の育成、指導を推進する。

1 自主防災組織の育成指導
 (1) 市は、地域防災活動の推進を図るため、自治会を中心とした自主防災組織の育成を推進する。
 (2) 市は、結成された自主防災組織が災害時に有効に活動できるよう、組織の充実強化に向けた指導、支援を行う。

2  自主防災組織の編成
自主防災組織は、地域住民相互の緊密な連携のもとに活動することが必要とされるため、住民が連帯感をもてるよう適正な規模で編成するものとし、大規模な組織にあっては、いくつかのブロックに分けて編成する。

3  自主防災組織の活動
(1)  平常時の活動 
 ア 防災知識の普及 
 イ 防災訓練の実施 
  ・情報収集伝達訓練 
  ・消 火 訓 練
  ・避 難 訓 練
  ・救出訓練
  ・給食給水訓練
 
 ウ  防災点検の実施
 エ  防災資機材の整備点検 

(2)  災害時の活動
 ア  情報の収集伝達
 イ  出火防止及び初期消火
 ウ  救出救護活動の実施
 エ  避難の実施
 オ 給食・給水・救援物資の配布及びその協力

など 各項目について記載されています。
しかし・・・・・

その実態は、詳しく調査はしていませんが、118の自主防災会が、ここに書かれている内容のどれだけを行なっているかは疑問菜のです。
活動ができない大きな障害は「自主」ということが十分に理解されていないところにあると思います。

地域のことは、地域でまかなう・・と言う気持ちが薄れてきてしまった・・・所に原因があるのだと思います。
例えは悪いのですが、昔、「村八分」と言う言葉がありました。
八分・・と言う以上は 十分が全てだと思います。住んでいる場所で「つまはじき」になっても、火事のときと、葬式のときは、助け合う・・・という掟だと思います。
こんなことすら、薄れてきてしまっているのかもしれませんね。

現在の、座間市の町の中を見て、上記の計画に従って活動できている自主防災会は、
ほとんどないといっても過言ではないと思います。
大事なのは、この活動は、定期的に繰り返し行なうことに意味があるのだと思います。

訓練と言う、現実とはかけ離れた活動であることは否めません。
「こんなことが実施のときに何の役に立つのだ・・」と言う声を否定はしません。
しかし、自発的に、自分の時間を割いても参加することにこそ地域と共に生きているのだという自己確認ができますし、
また 、参加した他者からみても、「ああ あんな人が住んでいるのだ・・」という他人による確認が行なわれることに意味があるのだと思うのです。

 「地域防災計画」のなかで、市は自主防災会を指導育成すると規定されています。

しかし、現実には、具体的にここはこうしたらよいですよ・・とか 出かけていって組織化に携わることはしていません。
座間市の現状を見てそれは出来ないと思います。

しかし、「できない理由」、「できない現実」をきちんと市民へ示すことは必要だと思うのです。扉を叩いた人には、ドアを開けます・・・相談にも、必要に応じて指導団体を紹介します・・というような対応が必要だと思いますしわたしたちも、その方向で、働きかけをしております。

私たちは、防災・減災活動を通じて、市の防災訓練や県の行なう防災訓練や、救命訓練などに参加する機会があります。
その中で、常に感じることは、行政にできることには限界があるということなのです。
行政の、担当者も現実に、そのことを感じているのです。ところが、残念ながら そのことが 市民にきちんと伝えられていないのです。市民の中には、まだまだ 行政依存の考え方が多いのです。

6月に 座間市でも避難所開設訓練が行われました。
自治会から動員された人々が参加しておりました。われわれは、開設要員としてお手伝いをさせていただきました。

訓練会場にこられた市民の方は、この問題に関心を持っている人なのです。
その意味では 参画意欲が高い人なのです。
その人たちですら、口々に出る言葉は、「災害時に市は何をしてくれるのか」という質問を私たちにぶつけてくるのです。

私たちも座間市民として、当然な質問だと思うのです。
参加しない、多くの市民がは「その時になれば、市がやってくれる」という、気持ちが無言の内に現れているのだと思うのです。
私たちは、これらの行動を、「お上依存症候群」と呼んでおります。

しかし、時代は、市民が、行政に「何をしてくれ」というよりも、行政に対して市民が、「何ができるのか」を考え、提案し、行動に移さなければなければならない時代になってきているということなのです。
このことによって、行政のコストを下げる・・・つまり、住民税を下げることは難しいが、上げないようにすることだと思うのです。

話を元に戻します。

私たちは。質問に答えて、
「多くの期待はしてはいけません。なぜならば、市の職員の方々も 被災者になるからです。公務員という気持ちがあっても、物理的にまた、心情的に「発災即職務従事」と言うわけには行きませんよ。
また、市民13万人に対して900名を切る市職員数でどうやって対応できますか・・・
まずは、自分で できることは自分でやる。
次いで、ご近所同士で助け合えることは助け合って
当座を切り抜ける算段を考えておく必要がありますよ・・」と話すことにしています。

最近言われている「自助」「共助」の考え方です。

私たちは、住民税を納めている・・・何をしてくれるのか・・とわれわれボランティアに迫る方々もおられます。

よく考えて欲しいのです。

あなたが、現在住んでいる家は、あなたの資産です。(アパート居住者の場合には、建物内にある荷物など)
何があっても 自分の責任において考えなければならないわけです。
確かに、生活のために必要なインフラ(水・電気・ガスなど)は、契約先の責任において復旧することが義務付けられていることは事実です。したがって、災害直後から復旧の作業に着手しますが、それもマンパワーの問題に左右されます。
2日後に復旧する場所もあるでしょうし場合によっては、1週間たっても供給されないケースもあります。
現に、先日の栗駒の地震ではいまだに供給されない地域があります。
それを 補うために、避難所や仮設住宅の提供が行なわれるわけです。これが「公助」なのです。

つまり、天災と呼ばれる災害、特に、地震災害の場合には、自分または自らが属しているコミュニティー単位で
凌いでゆくしか方法はないということなのです。

そのために 備える活動こそが 「自主防災活動」なのです。
この活動は、訓練だけが全てではありません。
お互いに、顔見知りになることが基本です。

私たち住民が、倒壊家屋の中から人を助け出す・・・ということは そんなに簡単にできるものではありません。
しかし、どこの誰の顔が見えない・・・どうしたのだろう・・という情報を察知することはできるはずです。
そのことを、直ちに救出活動をするプロの方に伝えることで「助ける」ことができるかも知れないのです。

夜 暗くなれば恐怖心に襲われます。防災資機材庫に、発電機がある。
でも 女性だけでは使えない・・・・こんなことでは何のための防災資機材庫・・・ということになってしまいます。
発電機のエンジンを掛けたがエンジンが掛からない・・・ガソリンがない・・・どこに?・・・ 
ガソリンがあっても、パイプに中で古い油が固まっていて動かない・・・・整備不良・・・・

このようなことがないように 普段から 供与された資機材が確実に動くかどうか・・・
点検をすることも自主防災会の活動なのです。

誰が やるの・・・という問題が出てきます。
やり手がない・・担い手がいない・・・指導者がいない・・・
訓練をどうやったら良いかわからない・・・
一口に 自主防災会活動を云々・・・と計画に書かれていても なかなか できるものではないことは確かです。
しかし、地域の仲間の誰かがやらざるを得ないのです。しかも、ある程度、体が動く人々を巻き込んだ団体として・・・

このような、不安や疑問の相談にのる団体が
私たち ざま災害ボランティアネットワーク」なのです。

私たちの団体の活動の目的の一つが、自主防災会の活動のサポートなのです。

私たちは、依頼があれば市内のどこにでもお邪魔して 計画の立て方、PRの方法、訓練の進行、指導ならびに指導者の育成、講座の実施など、さまざまな相談に応じることができますし、専門的な講師の手配なども行ないます。

行政は、計画に定められたことの全てを行なうには、予算も人員も不足しています。
何よりも、防災・減災よりも優先する施策が山ほどあるようです。
重要性と緊急性の秤の問題です。

正直 この活動を推進している私たちにとっては、この問題は、重要案件だと思っていますが・・・

ままにならない 世の中であることは 十分に理解しておりますが・・・・

自主防災会は、皆さんの手で運営されてこそ価値があるのです。万一に備える活動です。

万一だから・・・後でよい・・・・確かに、意見の一つだと思います。
でも 万一が今日かも知れません。
備えておきましょう。繋がって、繋がりあいましょう・・・

今後とも 私たちの活動に ご協力、ご支援をお願いいたします。
重要案件レベルを、さらに上に上げる力は 何よりも座間市に住まわれている市民の皆さまの声だと思っております。

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コメント一覧( 2 件)

つなぐ君 さん

2008年07月23日 20時44分

孤児さん 暑いですね。暑い中 こんなことを考えるのもしんどいですわ。
確かに 地震が来たらその時に・・・何とかなるさ・・・という 確信犯なのかもしれませんね。
しかし、私も 今の方法では 参加者を募るのは無理だと言うことが解って来ましたよ。
要は 解りやすく言うと「ぴんとこない」と言うことです。もっと 実感のあるもので 攻めるしかないのかな・・・と
思っています。行政へも そのような提案を研究中です。ぜひ 勉強会に参加してください。身近な問題として感じさせるように しましょう。

防災孤児の独り言 さん

2008年07月23日 14時56分

自治会の防災組織も沢山有るらしいけど(座間市内には115もの組織が結成されてるとの事)、実際に活動しているのはほんの一部だけらしいですね。他の防災組織はどうして活動が出来ないのだろう?色んな原因が有ると思うけどどうしたら活動出来るのかな?先ずはその地域住民の意識開発が必要だと思うんだけど。「そんな大きな地震なんて、直ぐには来ないだろう。」「もし来たら、隣も近所も周りはみんな同じだから、その時はその時で考えよう。」等の気持ちで居る人が殆どなんだよな。これじゃあ中々防災・減災訓練に参加する人は出てこないよ。どうすれば良いのだろう・・・

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つなぐ君

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