ざま災害ボランティアネットワークわが身と家族の命を守ろう |
防災・減災訓練報告 ( エステ スクエアさがみ野 )
避難して集合場所での点呼作業中風景
1月25日。市内ひばりが丘にあります大きなマンション「エステ スクエアさがみ野」の自主防災会の「避難訓練」にメンバー5名で見学参加させていただきました。
この訓練への参加のきっかけは、1月15日から21日まで開催されました「防災とボランティア週間」に合わせて座間市役所1階で開催しました「防災展」に、この自主防災会のリーダーの方が見学にこられ、防災への取り組みについて話をする中で・・・「ぜひ、見学に来て欲しい」ということから始まったことでした。
訪問させていただいたマンションの規模はかなり大きく平均でほぼ12階建、の3棟の建物群から構成されているようでした。お伺いして驚いたのは、たくさんの子どもたちがいることでした。座間市にもこんなにたくさんの子どもたちが輝いているのだ・・と思ったときに、メンバーの一人が、われわれの30年前もこんな風だったよね・・という言葉を聞き一同思わずうなずきあいました。
自主防災会の運営本部に参加されている女性の方々も若いお母様たちの姿が目立ち華やいで見えました。また、男性陣もそれぞれの勤務先では陣頭に立って活躍していると思われる方が多く見受けられました。
訓練は、消防署の指導の下で避難訓練、はしご車救出訓練が中心でした。
朝早くからお母さん方が調理した炊き出しの「トン汁」と「お汁粉」が振舞われ三々五々散会しました。その後、集会室で「勉強会」という形で、防災についてテレビ等を見て話し合うという会が行われました。
リーダーの方から、「ざま災害ボランティアネットワーク」の紹介をして欲しいというご指名がありましたので、代表の挨拶に続いて副代表の私が、地域の防災の状況や、私自身の活動の中心となっています「座間ハイツ防災会」の活動についてお話をさせていただきました。
私が、訓練を見学させていただき気になったことをいくつか話させていただきました。
ひとつは、大変若い年齢構成のコミュニティーであること、私自身の30年前の姿を思い出したことに続いて、このことは逆に言えば、災害発災の時間帯によっては、普段の活動の中心にいるメンバーの多くが職場に出ていてこの場所には、女性と子どもしか残らないこと・・・このことを感じて今日の訓練に参加している方がどの程度いるのか・・・
つまり、訓練は、体験型の運営をして行かないといざというときに「自分たちの力で何もできない」というおかしな状況になってしまう危険性があることを話させていただきました。
もうひとつは、炊き出し訓練では、大変おいしい食事をさせていただきましたが、使用している食器が1回限りで捨てられていることについて話をさせていただきました。
被災地では、ごみの回収はほとんど期待できないこと・・・まさに「ごみ」に取り巻かれて生活をして行かなければならないことを訓練を通じて住民の方々に知ってもらう必要があります。食器には、薄いビニールの袋をかけてその上から食べ物を入れて使い終わったら、食器を覆っているビニールをはがして捨て、食器は回収し再び使う、ビニールだけを「ごみ」として捨てるということを訓練の段階でして行く必要があることを話しました。
高層階空の救出作業展示風景
マンションではトイレのことが最大の心配ごとです。しかし、住民の方々の全員の分のものを準備できるわけも無く各家庭で対応するしかない問題であることを知ってもらう必要があります。
この建物自体、新耐震基準で建設されていると思われますので居室内部のトイレの便器までが破損する被害は無いと思われます。したがって、各家庭の便器にビニールの袋をかけて、吸水剤(紙おむつや尿とりパットなど)を入れてその中へ用を足し、終わった後「猫砂」等をかけ臭いを防ぐ工夫をすれば家族の間では数日間は不便なく生活できると思われること、ある程度の量になったら密封してベランダで保管をし、絶対に
ごみ集積場へ出させない指導を徹底すること、水が使えるようになっても、汚水系の縦管などに異常が無いことが判明するまでは絶対にトイレや生活排水を流すことが無いように指導する必要があることを話しました。
参加された皆さんは、大きくうなずいて聞いてくださいました。
また、座間ハイツが備蓄している機材の「階段避難車」を展示・実演・体験をしていただきました。はしご車は、台数も少ないこと、道路の事情もありますのでいざというときには当てにならないということを覚悟してこのような機材を備蓄することを薦めさせていただきました。
地域の防災・減災活動は、このようなコミュニティーの力がすべてです。
発災当初、行政も私たちと同様に被災者であることを忘れてはなりません。人口13万人弱の座間市で職員の数は、850名程度となればひとりの職員が約150人の住民を受け持つことになるわけです。まして、市内に住んでいる職員の数も年々少なくなり、初動対応力は低くなる傾向にあります。職員も地域に戻れば家族の一員でもあり、コミュニティの一員としての役割もあります。
この現実を忘れて、何でもかんでも行政へ依存する考えの市民もかなりいることも事実です。座間市の防災・減災力は近隣他市に比較してもきわめて弱いことも事実です。
したがって、自らのことは自らの力で守るという考え方で取り組んで行く必要があることも併せて紹介させていただきました。
リーダーの方が、参加した役員の方々に この自主防災会も「ざま災害ボランティアネットワーク」の一員として参加して、一緒に活動してゆきたいがどうかと諮られ参加者の方々の賛同を得た後に入会申込書をいただきました。
これで、またひとつ新しい「つながり」が生まれました。
今後とも、繋がって取り組んで行くことを確認させていただき会場を後にしました。
私たち、「ざま災害ボランティアネットワーク」は市内のどこにでも出かけ活動のお手伝いをさせていただきます。皆さん、繋がりましょう。
つなぐ君 さん
2009年01月30日 07時05分
いやいや なかなか まとまっておられました。役員の方々も若いメンバーで うらやましい限りです。
これから さまざまな体験を重ねてまいりましょう。ただ 地震災害だけは 起きて欲しくないと思っています。
その日が 来ないことを 祈っていますが・・・危険度が高まっていることは どうにもなりません。
しかし、備えれば 被害は少なくできます。お互いに 精一杯やってゆきましょう。がんばってはだめです。
がんばりは続きません。よろしくお願いします。
カズ さん
2009年01月29日 11時11分
今回初めてエステ・スクエアさがみ野マンションの防災避難訓練に立会いいただきましてありがとうございました。
おかげさまで内容のある訓練になりました。
まだまだ未熟な自主防災会ではありますが、これからもざま災害ボランティアネットワークの知識を教えていただき
参考にしていきたいと考えていますので宜しくお願いします。
エステ・スクエアさがみ野自主防災会長
メンバーリスト
つなぐ君
私たちは、災害に備える活動をするボランティア団体です。地震は防げません。しかし、備えれば、被害を少なく出来ます。万一に備えて、平時からつながりましょう。