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すべての道は京都に続く...うっかり来てしまった。

2013年04月01日 10:00

こんにちは。

タモ吉です。

我が愛車の車高を直して、

ちょっと試乗に出ましたところ...

走ったことのない第二東名を目指して出発。

第二東名も沼津の海が見える辺りまで来ると、

ふと、この道は京都へつながっているなと、

意味もなく頭をよぎり...

結局気が付けば、

「河原町通り」の道路標示...

自宅を出ること約６時間。

はい、翌日が仕事であることは全く考えておりませんでした...

日帰りです。いえ、うっかり来ちゃっただけなんです。

道中、浜名湖（のうなぎ）や

名古屋（の味噌カツ）など魅力的なところは数知れず...

それでも京都に来たかった。

「そうだ、京都へ行こう」って言うじゃないですか...

まさか京都まで来て、

何の目的もなかったとは言えませんから、

ちょっと気の利いたものを買って帰ることにしました。

気が付けば...

四条河原町つげぐしの「十三や」さんの前におりました。

新京極の入口脇にある有名なお店です。

ちょっと気の利いたつもりのお土産につげぐしを買ってみました。

でもこれで、さぁ帰ろうはちょっともったいないですよね？

さてどうしよう？なんて考えていると、

川端康成の「古都」の一場面を思い出しました。

千恵子さんが京の入り日を清水の舞台から...って言う場面。

ちょっと調べてみたら拝観は５時までで、

そのときすでに４時４０分。

終了です。

あー、

こーゆーこともあるんですね。

全くの偶然ですが、

「春の特別夜間拝観」って言うのをやってましたよ。

清水寺。

そうですよ。

桜がきれいなことでも有名な清水さんです。

辺りを見回せば、

京都はまさに今が桜満開。

でも、時間は夜の７時から。

明日は仕事ですが、

折角だから見て帰ることにしました。

で、四条辺りをうろうろしていると...

「伊右衛門」で有名になったあの店。

「京都福寿園」の看板。

本当にあったんですね...イヤ失礼。

さすがに清水さん辺りの駐車場は混んでます。

すごい人です。

と言う訳で、

祇園辺りの駐車場に止めて、

散歩がてらに二年坂を目指しました。

途中の景色です。

ほら、京都でしょ？

まさしく京都。

二年坂と三年坂の交わる辺り、

もう２０年以上前に行った京しるこの店、

「かさぎ屋」さん。

夢二さんはお隣にお住まいで常連だったと、

お聞きしたことがあります。

当時は、

ニコリともしないおじいちゃんと、

いつもニコニコしていたおばぁちゃんのお二人が、

夏の暑い盛りでも、

七輪で餅を焼いていた印象の、

古ーいお店です。

お聞きすれば、

当然のことながら、

おじいちゃんとおばぁちゃんは他界されたそうですが...

京しるこのお味は変わりませんでした。

なんだかあまりに懐かしかったことと、

そこに、今も変わらずお店があったことがとてもうれしく、

僅かばかりのおつりは、

お線香にして手向けて下さいと、

格好をつけてしまいました。

文化の違いです。

京都ではお若い方も、男性も女性もなく、

お着物の方の多いこと。

こんな感じでごくフツーの女の子も、

こんな特別の日にはお着物なんです。

タモ吉の方向いてポーズしてる訳じゃありませんよ...

ほんのスナップですからね。

はい。

時間です。

ちょっと近代的なものを感じてしまう青い光はともかく、

夜の特別拝観の始まりです。

清水さんの舞台から、

京都の街の夜景が見られるなんて、

普通じゃあり得ませんから、

なんだかわくわくします。

それにしてもすごい人です。

これが清水さんの舞台から見た

京都の町並み...夜景です。

うっかり来た訳で、

愛機の一眼レフは持ってきていませんから、

iphoneの画像です。

京都タワーがキレイですね。

夕刻であれば、

千恵子さんが見たのと同じ「京の入り日」で

町が黄昏に染まってきれいだったでしょうね。

空が広いから、群青のグラデーションも素晴らしいはず。

あ、秋にもあるみたいですね。

清水さんの夜間特別拝観...

いやいや....

で、境内はと言えば...

清水さんの舞台を見上げればこんな感じ

ブレずに撮るのが精一杯...

画質は我慢して下さい。

雰囲気です...

すっかり遅くなっちゃって...

8時過ぎまでいた訳ですから...

お腹も空く訳です。

気が付けば京都に来ることばかり考えていたから、

何も食べてない...

朝起きて、

コーヒー飲んで、

パンひとつ食べて...

古都の夜は早いので、

夜間特別拝観に合わせてやっている店は少なく、

それでも、ちょっと気の利いた蕎麦屋を発見。

お一人さまです。

帰り道。

祇園の駐車場に降りる道です。

お店は閉まっているのに、

なんだか暖かみのある二年坂。

やっぱり、

秋も来ちゃおっかなぁ〜。

日帰り？

一緒行く？

タモ吉＠おいでやすぅ〜

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