栗原遊水地 栗原ビオトープ
200423thu栗原遊水地栗原ビオトープ 作業報告
4月23日㈭栗原遊水地栗原ビオトープ 作業報告
4月18日に100ミリを超える大雨が降り、遊水地は1.5m位冠水したようです。 その影響でビオトープには泥が溜まり、周辺は流木が散乱していました。
そこで今日の作業は。流木を集め束にして搬出し、水路の泥掃き、クレソンの手入れ、生き物調査などを行いました。参加者は青島、村上、土金、坂井、最上、並木の6名でした。
大雨が降っても激しい水流が起きない遊水地では時々人為的に泥の掃き出しを行う必要があります。また激流で石が流されることもないので水底の石が泥の中に潜ってしまいます。石の表面は酸素が豊富で生物も沢山着きますが、泥に潜った部分は石の色はきれいですが、無酸素で生物の付着も全く見られません。このため、水底の石を掘り出し浮き石にして生物相が豊富になるようにしています。これが泥掃きです。
川を流れる水の量の変化が少ない状態が長い時間続くと、「よどみ」が発生し、河床に汚れなどがついたままとなったり、生態系に悪影響が出たりしますが、フラッシュ放流によってリフレッシュ効果が期待されます。フラッシュ放流は、河川環境の保全・改善を図るための一手法として近年いくつかのダムで実施されつつあります。
夕方きれいな虹が見えたのでおまけで添付しました。 ナ