気になること

洗ってわかる安さのわけ

洗濯機で洗える掛けふとん エルゴクリーン

暖かくなると、掛けふとんや敷きふとんなどの丸洗いが増えてきます。

お預かりしたふとんは、工場に持ち込まれ、水と洗剤で一枚ずつ洗った後乾燥させます。

EMバイオ洗剤という天然酵素系の洗剤を使用するので、アトピーなど肌の弱い方でも安心

ですし、木綿わたや羊毛・羽毛などの天然繊維も安心して洗えるのですが、お受けできない

ふとんもあります。

側生地や縫製の傷んだものや、色落ちの可能性がある場合などは、洗いをお断りすることも

あります。

社名や商品名を、ここで公表すると、販売店に迷惑がかかるので公表しませんが…

全国に販売店のあるチェーン店の商品と、老舗メーカーのある商品が工場の現場で問題に

なっています。

その問題とは、水洗いすると中わたの異常な汚れで、すすいでもなかなか綺麗にならず、側

生地が汚れてしまう…というものでした。

数年使用した寝具は、汗などの汚れが中わたに蓄積しているので、当然洗いの段階で汚れ

た水が出るのですが、問題のふとんは、人体による汚れとは思えない異常な汚れが出ると

いうことです。

羽毛や羊毛などは、獣毛なので原毛は汚れています。

寝具の原料として使うには、繊維を傷めないで汚れを洗浄しなければなりません。

そのため、羽毛や羊毛の洗浄には大量の清水と手間と設備…つまりコストがかかります。

問題のふとんは、価格を安くするために、洗いの工程を省略してコストダウンしているのだ

と思われます。

もう一点の老舗メーカーの商品は、高額なのでコストダウンが原因ではないと思います。

原料は商社経由で輸入されているので、恐らく商社の品質管理に問題があるのかもしれま

せんが、はっきりした原因は分かりませんが、中わたの異常な汚れは事実です。

洗ってみないと分からない中綿の品質…業界全体で問題意識を持って欲しいものです。