畳屋たみちゃんの風あなたのたみちゃん。 |
たみちゃんフリートーク ( 福島 原発 危機 )
なぜ落ち着いているのだろう?
なぜ誰も聞かないのだろう?
そして、どうなるんだろう・・・・。
ネット上やあらゆるサイトなどで
いたずらに恐怖心を煽ったり、
間違った情報を流すことは良くないことである。
では、「確かな現状」や
もしかしたらこれから「起こると予想される事象や事柄」について
発言したり公表したりすることは是か非か・・・・。
原子力発電所の問題は、いよいよ深刻さを増し
メディアでは日々、
何度も何度もこの問題について専門家を招いてコメントを発表している。
しかし、不思議なことに各メディアも「ほんの一部の人」を除いては、
あまりハッキリとしたことを言わない、
質問もしない。
見ようによっては「言わないようにしている」のか又、「言わないように言われているのか」。
「聞かないようにしている」のか「聞かないように言われているのか」とフト思ってしまう。
人間は本当に恐怖を覚えると自身を防衛するために
そこから目を背けるよう、直視しないように創られているのだろうか。
知ってもどうしようも無いことを知るよりは
いっそのこと知らないで居たほうが幸せなのだろうか。
たみちゃんはここ数日この事象を見ながら
と、在ることを連想してしまった。
今から60数年前に日本は戦時中だった。
テレビもラジオも新聞も戦争一色。
大人も子供も
女も男も。
どんなに戦況が悪化しても各メディアは日本の快進撃を伝え続けた。
ちょっとでも「この戦争は負ける」とか「もう日本はダメなんだ」なんて事を言おうものなら
村八分どころか「非国民」として投獄されて厳しく罰せられた時代があった。
そう、確かで正確な情報が操作されていたのである。
あれから60年以上経った今も
また同じ過ちを繰り返すのではないだろうかと危機感を覚えるのは
たみちゃんの老婆心なのだろうか。
だったら、いいのだけれど・・・。
2011年3月29日(火) たみちゃん記す
畳屋たみちゃん
畳屋「たみちゃん」の日常語録